小型風力発電試験場

小型風力発電試験場

電力の未来を創造する風力発電試験場

現在、日本国内においては風力発電機としては大型の設備が主流となっていますが、近年多発する災害などで孤立する地域の電源確保・電源分散化などが多く議論される中、狭い土地へも設置可能な小型風車の需要も期待されています。

しかし小型風車には台風等による事故や、メーカーによる能力値の違い、長期的な技術者育成などまだまだ課題も多く、一般への普及にはほど遠いのが現状です。また実証試験のできるフィールド試験場がこれまで国内になく、海外の試験場では日本の気候に合わないなどの問題もありました。

当試験場の役割

JREPOの響灘試験場は、FIT制度(*)向けの風車だけでなく、独立電源として検討されているメーカーの必要試験の実施支援を行える体制と、観測機器などを兼ね添えたローコストで安全な試験場です。実証試験場としてだけでなく小型風力発電機展示施設としても有用であり、メンテナンス等を行える技術者の育成も可能にします。

日本の目指すゼロカーボンや電力安定化へ、小型風力発電の実証試験を通し貢献していきます。

*再生可能エネルギーの固定価格買取制度

JREPOは国内における再生可能エネルギーの小型風力発電が、有用的に利用されると共に高い基準による製品が普及されるよう以下の目的を持ち試験場を運営します。

  1. 小型風力発電分野における新技術の開発促進
  2. 性能(実用性と経済性)と安全性(信頼性)の高い小型風力発電機の普及促進
  3. 実証試験に要する環境の整備と提供
  4. 小型風車メーカ等の費用負担軽減

再生可能エネルギー推進センターを風力発電関連産業の拠点化と位置付け、以下を目的とします。

  1. 企業等の研究開発等の支援
  2. 長期的視点に立った人材(技術者)育成
  3. 再生可能エネルギー、小型風力発電システムの認知度向上
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